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2012年3月アーカイブ

太陽の通り道をたどろう!レポート

2012年3月20日(春分の日)に、ワークショップ「太陽の通り道をたどろう!」が開催されました。

taiyo3.jpgこのワークショップは、季節ごとに年に4回行われており、春分、夏至、秋分、冬至の太陽の軌跡をたどり、メダルを取りつけるというものです。

2008年の秋分から始まったので、メダルもだいぶ埋まってきました。年によって少しずつ時間をずらし、メダルが重ならないようにしています。

このメダルを見ると、季節によっていかに太陽の高さが違うかがよくわかります。

 taiyo5.jpg

今回は9時5分からはじまり、1時間ごとに太陽がどんな影を作り、どんな動きをしているのかをお客様と一緒に見て行きました。

当日は「雪」という天気予報の中、奇跡的に顔をのぞかせてくれる太陽をすかさずキャッチしながらの作業でした。

日食グラスでは、黒点もしっかり観察できました。

taiyo6.jpg

 

 

 

 

 

 


2012年3月20日の日付と時間を刻印。これで後から見てもいつの太陽かわかりますね。

  taiyo9.jpg


取り付けも体験していただきました。

 

taiyo10.jpg

 

 

 

 






残念ながら午後から予報通り雪がちらつきはじめ、太陽は隠れてしまいましたが、「なんか楽しい」「次の夏至の時にも参加したい」という子ども達の声も聞かれた、楽しいワークショップとなりました。


このメダルを取り付けた日時計は、いつでも惑星広場でご覧いただくことができます。

今年は「日食」もあり、例年に比べ太陽にスポットが当たっています。身近だけど実はあまり知られていない太陽について、少し注目してみませんか。展示室では天気が良ければいつでも太陽の今の姿を見ることができますよ。taiyo2.jpg  

大西浩次さんからメッセージが届きました!

現在プレショーギャラリーで星景写真展「水の惑星」を開催している写真家・大西浩次さんからメッセージをいただきました。

大西さんは多忙をきわめる中、3月11日に天文台にご来館され、急きょお客様に展示解説をしてくださったり、自らポーズをとって写真撮影に応じてくださったり、夜には七北田公園でのベガ号観望会にまでご参加くださったり、時間の許す限り天文台を楽しみ親しみ、私たちに笑顔と感動を届けてくださいました。
oonishisan2.jpg写真展は29日まで。
美しい写真とともに、大西さんの温かいお人柄もぜひ感じてください。

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水の惑星によせて-大西浩次
oonishisan.jpg 
 私の最初の天体写真は1972年1月30日の皆既月食の写真。しかし、本格的に撮り始めたのは、大学生だった1986年10月18日の皆既月食。その頃、小さいカメラ1台でいったいどんな宇宙が表現できるだろうかと考えていた。そのとき、私の原風景として小さい頃に眺めた星空が、すでに無くなりつつあることに気づいた。そして、私は、この「星空」を今のうちに記録しなければいけないと考えた。そうして、仙台平野の東に広がる海岸線、特に、荒浜、岩沼、二の倉、吉田浜に良く出かけたものだった。日本海側で生まれ育った私にとって、太平洋の彼方から昇って来る星はあこがれの存在だったのだ。そして、実際に美しい光景が次々と展開していた。

 個展の準備をしていた、昨年2011年3月11日、東日本大震災が起きた。私としても、何か出来ないかと思い、急遽、4枚の写真を交換し、明石市立天文科学館での写真展「時空の彩」の一部として、「水の惑星」を展示した。神戸新聞に小さく掲載されたこの4枚の写真の話がきっかけとなり、その年の8月4日は、宮城県亘理町で「星を見る会」が開催されるに至った。そして今、この3月11日に、仙台市天文台で展示されていることを不思議な「縁」だと感じています。

 私が「記録」した22年まえの写真が、「記憶」となってしまったことは非常に残念な事です。しかし、この時の「記憶」が、また、みなさんの「記憶」と結び付く事が出来るなら、それは大変うれしいことでもあります。また、いつの日か、海岸線で希望の星を撮影できる日を待っています。この「記憶」とともに、この青き「水の惑星」地球に満身創痍で帰還した「はやぶさ」の写真も展示させていただきました。数々の困難を乗り超えてきた「はやぶさ」に、私たちは勇気と希望をもらったからです。最後に、東日本大震災で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げますと共に、今後の復興に、少しでもお役に立てる事が出来ると幸いです。

2012年3月
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天文台まつり2012レポート

※クリックすると大きな画像で見られます
 
repo12012.jpgrepo22012.jpg 

 

「3Dスライド」で宇宙をのぞいてみませんか

   このたび、神奈川県の伊中 明さんから「3Dスライド」47点を寄贈いただきました。

 

  → 伊中さんのWebサイト 

    星のホームページ  http://www.asahi-net.or.jp/~aq6a-ink/

    Inaka's 3D-Space world  http://www.asahi-net.or.jp/~AQ6A-INK/indexusa.htm

 

 3Dスライドは、小さな双眼鏡のような形状です。

   のぞいてみると…

  3d2.jpg   そこには季節の星座や銀河の姿etc. 

 遠くの「宇宙」に手が届きそうです。

 

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 ベガ号で被災地を訪れることがありましたら、こんな形でしか応援できない私に代わって、被災者を少しでも勇気づけてくださればと期待しています。」という伊中さん。

 3Dスライドは、当面、移動天文車ベガ号で、いろいろな場所に出動する際に、関連のものを携行しご覧頂く予定です。

 311日も、市内に出動し、観望会が予定されています。


   ベガ号についてはこちら   http://www.sendai-astro.jp/misc/vega_otodoke.html

   311星空プロジェクト×仙台市天文台「星とも観望会」についてはこちら → http://www.sendai-astro.jp/join/idoutenmondai.html#311

 

また、天文台の展示室などでもスタッフにお声がけいただければご覧頂くことができます。

 

みなさんも

「3Dスライド」で宇宙をのぞいてみませんか…

【特集】α米に+α 工場見学レポート最終回

 

alfamaibannar.jpg

<工場の内部へ>

緊張の面持ちで製造部屋の入口へ向かうソラメン3人。

衛生管理が徹底的されているため、工場着に着替えて完全装備です。髪の毛一本たりとも落としてはいけません。

kincho.jpg

内部へ入ると目に飛び込んできたのはたくさんの大きな機械。そして肌に感じる熱気。聞こえてくる機械の音。芳しいごはんの香り。そして、おなかがグー。
 
それでは早速、どのようにしてα米が作られているのかご紹介いたします。
 
まずは、お米を水にひたし浸し、たっぷりと水分を含ませた後、ベルトコンベアーの上に平らに敷いていきます。

taira2.jpg ベルトに載せられたお米は、そのまま巨大蒸し器の中へと流れていきます。
 point.jpgこれがポイントです。私たちが普段ごはんを炊くときは炊飯器を使いますが、α米を作る時は蒸気で蒸炊きにするのです。
 
特別に炊き上がったばかりのご飯を味見させていただいたソラメンガールズ。人生初の蒸気炊きごはんはふっくらとしておいしいと驚いています。

odoroki.jpgベルトは更に乾燥器へと続いています。外側からは中でどのようなことが起こっているかは見えません。
 
部屋の端まで歩いて行き、乾燥機を通り抜けたごはんを見に行くと、なんと既にカラカラに乾燥した状態になっていました。あっと言う間にα米の完成です。

hakui.jpg完成したα米は次々と袋詰めされていきます。この袋がまた特別な袋で、ごはんの長期保存を可能にしたもう一つの要因なのです。

hukuro.jpg最後に、袋詰めされたα米をひとつひとつ手作業で丁寧にチェックし、不良品がないか確かめます。工場の職員の方々の作業スピードにはおどろきです。まさに神業。
 
こうして、完成したα米は全国へと旅立って行くのでした。
 
α米がどのようにして作られているのか判明し、すっきりした束の間、肝心の宇宙食はどこで作っているのかしら、ときょろきょろあたりを見渡すソラメン。
 
残念ながら工場見学に伺った時点では製造中の宇宙食がなかったので、作っているところを見ることはできませんでした。

しかしながら、基本的には今回拝見させていただいたα米の製造方法と一緒だということです。実際に宇宙食の注文が入った際は、特別に隔離された場所で他の商品とは別に製造されるそうです。そう、工場の中で宇宙食が作られているということは間違いありません!
 
尾西食品さんではα米を製造するだけでなく、ドライカレーやチキンライス、おにぎりなど更においしい新メニューの開発やα米を使用したレシピ紹介、そしてノンアレルギー商品の製造など常に新しい挑戦をしています。まさにα米に+αをして提供し続けているのです。

suihan.jpg               ▲炊飯器の部屋。ここから新メニューが...
 
明日のお弁当は宇宙飛行士気分でα米を持って行ってみてはいかがでしょう。

(おわり)
 
尾西食品株式会社
http://www.onisifoods.co.jp/index.html