2013年1月3日22時ごろ、しぶんぎ座流星群が極大を迎えます。

観測仲間の大崎生涯学習センターの遊佐徹さんから「きれいなリニア彗星が撮れました」
とのメールで、1.3mひとみ望遠鏡を向けたくなりました。

天文台観察室で撮影したふたご座流星群の画像を紹介します。

 まずは、宮城県南部の山元町で撮影した画像です。

12月も中旬、そして師走寒波で仙台も早々の積雪となりました。
慌てて自家用車のタイヤを冬用に交換。
これで安心して天文台までの夜間走行ができるようになりました。

12月13日から14日にかけて、ふたご座流星群を最良の条件で観測できます。

仕事を終えて帰宅する頃には、東の空に木星が昇っています。
帰宅早々望遠鏡カバーを外し木星に向けますが、
冬型の悪い気流ばかりに遭遇しています。
12月5日夜はちょっと違っていました。
いつになく気流が安定しているのです。

観測がなかった朝は05時頃起床し
日課にしている早朝散歩を駄犬と共に楽しんでいます。
とくに、今の時期は日の出も遅くなっていますから、
天気がよければきれいな星空が見られます。
北東の地平線近くに眼をやれば、なんと夏の星座・こと座のベガまで昇っています。

12/5の朝、水星が西方最大離角を迎え、見ごろとなります。

11月30日の観測ガイドでも紹介しましたが
木星は観測の絶好機を迎えました。