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続報 リニア彗星 C/2012 K5

観測仲間の大崎生涯学習センターの遊佐徹さんから「きれいなリニア彗星が撮れました」
とのメールで、1.3mひとみ望遠鏡を向けたくなりました。

18日の21時に天文台入り。
先ずは、おうし座ヒアデス星団近くの3等星の恒星で焦点合わせ。
焦点があった所で、地球に接近中の特異小惑星No4179=トータチスにひとみ望遠鏡に向けて撮像。
地球から600万Km付近を通過中のトータチス、わずか60秒露出で太い線となってしまいました。
それからが大変です。
雪雲の飛来と戦いながらリニア彗星の三色合成用の画像を取得できたのが午前4時頃となってしまいました。
しかし淡い雪雲の飛来があってきれいな画像取得ではありませんでした。
いつもの通りに各種画像処理ソフトを使い、仕上げたリニア彗星のきれいな姿を見ていただきましょう。


20121218UTLinear.jpgリニア彗星の近くには北斗七星の輝星があり、写野内にゴーストも発生しています。
前回(12月11日)の姿と比較すると、どんどん大きく明るくなってきています。
しかし、青み成分がないということは、彗星本体から沢山のチリが放出されているのでしょう。
しばらくすると大きめな双眼鏡でも見えるのではと期待されています。

 

小石川正弘