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続報 リニア彗星 C/2012 K5

12月も中旬、そして師走寒波で仙台も早々の積雪となりました。
慌てて自家用車のタイヤを冬用に交換。
これで安心して天文台までの夜間走行ができるようになりました。

さて、10日の23時過ぎ家から見た星空があまりにもきれいだったので、
11日午前零時頃に天文台入り。
雪雲が流れるような天候でしたが、切れ間を狙っての各種天体の撮影が続きました。
時折、雲監視全天カメラの写野を流れ星が・・・
数も多いわけです、ふたご座流星群の極大間近ですから。
その流星群の素を撒き散らしたのが彗星ですね。
前にもご紹介したリニア彗星にひとみ望遠鏡を向けました。
場所は、春のおおぐま座・北斗七星の柄の部分。
雪雲や時雨に悩まされながら、撮影できるようになったのは午前3時過ぎ。
透明度はそんなに良くはありません。
思い切って三色合成用画像の撮影にチャレンジしてみました。
画像処理したリニア彗星の姿を見ていただきましょう。

 

20121211.jpg近日点を通過したので彗星活動も活発になってきています。
写真のようにチリの尾が見事で、画像処理によっては、10分以上の尾が写野外まで伸びています。
明るさも幾分明るくなったようです。
地球から約1億キロメートルの宇宙を移動していますが、これからどんな姿となっていくのでしょうか。


これからもリニア彗星の追跡観測を行っていきます。、
そして来年は、春のパンスター彗星と晩秋のアイソン彗星が肉眼彗星になるのではと期待されています。

 

小石川正弘