2024年1月4日、しぶんぎ座流星群が極大となります。
★おすすめの観察日時
最も多く流星が流れると予想される時刻(極大時刻)は、1月4日18時頃で、1時間に最大20個程度の出現が予想されています。
しかし、極大時刻には放射点が昇っていないため、放射点が昇り始める22時以降の観察がおすすめです。
しぶんぎ座流星群の放射点は、4日22時頃には北北東の空に昇りますが、5日午前0時過ぎに下弦の月も昇るため、月あかりを遮って観察できるように準備しておきましょう。
※参考:
International Meteor Organization
「天文年鑑2024年版」誠文堂新光社
★しぶんぎ座流星群とは・・
毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点(放射点)から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といいます。
しぶんぎ座流星群の放射点は現在のうしかい座にありますが、18世紀の終わりに作られた壁面四分儀座がかつてあった位置だったことから、しぶんぎ座流星群と呼ばれています。
(詳しい説明はこちら:天文Q&A Q4-2.流星群ってなに?)
★ どうやって見るの?
放射点を中心に空全体を眺めるようにして観察することがポイントです。
また、街あかりの影響が少なく、空の開けた場所を事前に見つけておきましょう。