月までの距離は平均約38万4400 kmです。しかし、地球の周りを回る月の軌道は楕円形をしているため、地球に近い時と遠い時があり、見かけの大きさが変わります。
2023年での、見かけ上最も小さな満月は2月6日の午前3時29分で、月と地球の距離は約40万5829kmです。
また、最も大きく見える満月は8月31日の午前10時36分で、その距離は約35万7341 kmです。しかし、この時間はすでに月が沈んでいるため、31日の夜明け前に見られる月が今年最大の満月に近い状態です。
★ いつ見られるの?
【2023/02/06 今年最小の満月】
仙台での月の出の時刻 16:23(5日)
月の入の時刻 7:08(6日)
【2023/08/31 今年最大の満月(に近い月)】
仙台での月の出の時刻 18:03(30日)
月の入の時刻 4:42(31日)
★ どうやって見るの?
満月は、もちろん肉眼で見ることができます。ただし、満月の大きさの違いを確認するのは難しいかもしれません。
可能であれば、望遠レンズや望遠鏡にカメラを取り付けて同じ条件で満月を撮影し比較してみると、大きさの違いが分かるでしょう。