仙台には3つの七夕があります。1つめは7月7日。2つめが8月6日-8日の仙台七夕まつり。そして、3つめが伝統的七夕の日です。
七夕は旧暦7月7日の行事でしたが、明治の改暦により新暦(現在の暦)の7月7日に行うのが一般的となりました。そのため、現在の七夕の日は旧暦の七夕よりも約一ヶ月早くなっています。
旧暦の七夕は現在の8月にあたることが多く、20時頃には織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)が空高く輝いています。また、旧暦は月の満ち欠けをもとにしているので、七夕の夜には決まって半月状の月が南西の空に浮かんでいます。
現在では国立天文台がこの旧暦の七夕を「伝統的七夕」(※)として広く報じており、2022年は8月4日が伝統的七夕の日になっています。(※「伝統的七夕」・・・二十四節気の処暑を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い新月の瞬間を含む日から数えて7日目と定義されます。)
なお、2030年までの伝統的七夕の日は、以下の通りです。
2022年 8月 4日
2023年 8月22日
2024年 8月10日
2025年 8月29日
2026年 8月19日
2027年 8月 8日
2028年 8月26日
2029年 8月16日
2030年 8月 5日