2021年1月3日、しぶんぎ座流星群が極大となります。
★おすすめの観察日時
☆☆★ 1月3日の18時頃から翌4日の夜明けまで
最も多く流星が流れると予想される時刻(極大時刻)は、1月3日23時から23時半頃で、1時間に30個程度の出現が予想されています。
しぶんぎ座流星群の放射点は、3日の21時半頃から北北東の空に昇り始め、極大時刻の23時半頃には北東の空、約10度の高さまで昇ります。しかしこの日は、月も20時半頃から昇り始めるため、月あかりを遮って観察することをおすすめします。
※参考:International Meteor Organization
「天文年鑑2021年度版」誠文堂新光社
★しぶんぎ座流星群とは・・・
毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点(放射点)から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といいます。その放射点は現在のうしかい座にありますが、18世紀の終わりに作られたしぶんぎ座の位置であったことから、しぶんぎ座流星群と呼ばれています。(詳しい説明はこちら:天文Q&A.Q4-2 流星群ってなに?)
★どうやって見るの?
放射点を中心に空全体を眺めるようにして観察することがポイントです。また、街あかりの影響が少なく、空の開けた場所を事前に見つけておきましょう。