2019/08/13 ペルセウス座流星群が極大

ペルセウス座流星群が見られる期間(活動期間)は、7月20日-8月20日頃です。最も多くの流星が流れると予想されている極大日時は、日本時間で8月13日の17時頃のため、12日夜から13日の明け方にかけての観察がおすすめです。

毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点から放射状に出現する流星の一群のことを「流星群」といいます。その一点のことを「放射点」と呼び、ペルセウス座流星群の「放射点」はペルセウス座にあります。(詳しい説明はこちら:天文Q&A.010 流星群ってなに?

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★ いつ見られるの?

できるだけ放射点が高く昇った明け方近くの、まだ暗い時間帯が観察しやすいでしょう。しかし2019年は月の影響があり、それほど期待はできません。月が沈む午前2時半過ぎから薄明が始まるまでの約1時間は、流星が見られる可能性が高く、観察にはおすすめです。極大時には1時間に50個程度の出現が予想されています。(参考:『天文年鑑2019年度版』誠文堂新光社)

★ どうやって見るの?

放射点を中心に空全体を眺めるようにして観察することがポイントです。また、街明りの影響が少なく、空の開けた場所を事前に見つけておきましょう。