月までの距離は平均約38万4400kmです。しかし、地球の周りを回る月の軌道は楕円形をしているため、地球に近い時と遠い時があります。
11月14日は、月と地球の距離が約35万6300kmと今年最も近づくため、見かけ上、2016年で最も大きく見える月になります。しかも、この日は満月です。
2016年の満月のうち、最も小さく見えるのは4月22日で、その距離は約40万6300kmです。
★ いつ見られるの？
【2016/4/22 今年最小の満月】
仙台での月の出の時刻 18:19
月の入の時刻 5:27（翌日）
【2016/11/14 今年最大の満月】
仙台での月の出の時刻 16:32
月の入の時刻 6:30（翌日）
★ どうやって見るの？
満月は、もちろん肉眼で見ることができます。ただし、満月の大きさの違いを確認するのは難しいかもしれません。可能であれば、望遠レンズや望遠鏡にカメラを取り付けて同じ条件で満月を撮影し比較してみると、大きさの違いがよく分かるでしょう。