2023年1月4日、しぶんぎ座流星群が極大となります。
★おすすめの観察日時
☆☆★ 1月3日の18時頃から22時頃まで
☆★★ 1月3日の22時頃から4日の夜明けまで
☆★★ 1月4日の18時頃から5日の2時頃まで
☆☆★ 1月5日の2時頃から5日の夜明けまで
最も多く流星が流れると予想される時刻(極大時刻)は、1月4日13時頃で、1時間に最大30個程度の出現が予想されています。しかし、極大時刻が昼のため、3日から4日の夜明けまでと、4日から5日の夜明けまでの観察がおすすめです。
しぶんぎ座流星群の放射点は22時頃には北北東の空に昇り始めますが、満月前の月が輝いているため、月あかりを遮って観察できるように準備しておきましょう。
※参考:International Meteor Organization
「天文年鑑2023年版」誠文堂新光社
★しぶんぎ座流星群とは・・・
毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点(放射点)から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といいます。その放射点は現在のうしかい座にありますが、18世紀の終わりに作られたしぶんぎ座の位置であったことから、しぶんぎ座流星群と呼ばれています。(詳しい説明はこちら:天文Q&A Q4-2.流星群ってなに?)
★ どうやって見るの?
放射点を中心に空全体を眺めるようにして観察することがポイントです。また、街あかりの影響が少なく、空の開けた場所を事前に見つけておきましょう。