仙台市天文台
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水星と金星・火星を見比べたら

12月9日に水星が東方最大離角をむかえました。
太陽の東側に最も離れて見えるときです。

この日は天候に恵まれましたので、
同じく明るく見える金星と見比べてみました。



水星は、いつも太陽の近くにあるために見るチャンスが少ない天体です。
見るためには、地球から見た水星の位置が太陽と離れている時期の、
日の出前か日没後をねらうことが必要です。

わずか88日で太陽の周りを一周するため、9月に明け方頃見えていたのが、
もう日没後の西の空で見えるようになりました。


同じ日にやや離れたところに火星も見えていましたので、
同じ条件で見比べてみましょう。

明るさが同じなのに見え方や印象が違うのがおもしろいですね。


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