台長卒業のごあいさつ

天文台のウェブサイトの「ABOUT ごあいさつ 天文台のあゆみの」で「台長退任のあいさつ」を記しましたが、土佐日記の読者にも一言(繰り返しになりますが)。

 

本年6月30日をもちまして台長を卒業しました。ここに卒業のご報告とともに、皆さんからいただいたご支援ご厚情にお礼を申し上げます。

7月1日からは名誉台長という肩書をいただき、天文台運営のアドバイザーとしてソフトに天文台の活動に参加させていただくことになりました。トワイライトサロンも当面私が担当させていただきます。この土佐日記のブログも続けさせていただくことになりました。長い間トワイライトサロンの案内ばかりで休眠状態と「ご指摘」をいただきましたが、これからは「初心」に戻ってブログらしくできれば思っています。

 

後任の台長には、副台長の小野寺正己氏が就任しました。小野寺氏は新天文台の計画の段階から参画し、開館後は副台長・運営マネージャーとして天文台の活動全般を指導され、まさに天文台の生みの親・育ての親であります。さらに、小野寺氏には教員・学芸員の経験があり、また教育心理学の専門家として、教育について高い見識をお持ちです。天文台では、プラネタリウム・展示・望遠鏡などを活用した学校教育支援が重要な活動の柱となっており、市内小中学校の理科の授業の一部を天文台で行っております。こうした天文台における学校教育支援においても、氏の高い見識が生かされるものと期待しております。

私にとっては、小野寺氏は開館以来苦楽を共にしてきた「同志」ですが、このたび台長に就任され大変うれしく思っています。今後とも新台長ともども天文台をご支援いただければ幸いです。