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ご無沙汰しております。「台長のブログは眠ったまま」という声を受けて、今回は最近の「眠り続ける太陽」の話題を。
太陽の表面には黒点が見られますが、その数はおよそ11年の周期で増減します。黒点数が多いときにはフレアーと呼ばれる爆発現象やガスの放出など、太陽表面の活動が盛んになり、放射エネルギーも僅かに増大します。最近では、2001年に黒点数が最大になる極大期があり、2007年に黒点の少ない極小期を迎えました。2008年始めには「新しい活動サイクルの始まりを告げる黒点が現れた」という報告があり、黒点数が徐々に増大するものと期待されていました。しかし、あれから一年余り、黒点がさっぱり増えない、というより黒点がほとんど現れないのです。
仙台市天文台の展示室では、リアルタイムで太陽像を投影していますが、昨年7月の開館以来、真っ白な円を投影し続けています。太陽黒点の説明をしたくても黒点がありません。毎日太陽黒点のスケッチを続けているスタッフの高橋博子さんは「ただ丸を書くだけでスケッチは楽だけど・・・」といいながら、余りの静けさに当惑気味です。今日も太陽は眠り続けたままのようです。