「海王星食」とは、地球から見て海王星が月に隠される現象です。
仙台で海王星食を条件良く観察できるのは、2008年10月10日以来16年ぶりです。
前日の12月8日には、月が土星を隠す「土星食」が起こります(土星食については「天体観察ガイド 2024/12/08 土星食」をご覧ください)。
■観察方法
仙台での海王星食の時刻(仙台市内でも観察する場所によって僅かに異なります)
潜入開始 17時30分頃
潜入終了 (潜入開始から約7秒後)
出現開始 18時33分頃
出現終了 (出現開始から約7秒後)
海王星は明るさが7.9等と暗いため、肉眼で確認することができません。海王星が月に隠されていく様子を観察するには、双眼鏡や望遠鏡が必要です。
仙台では、17時30分頃から7秒ほどかけて、月の暗いところへ海王星が隠れていきます。そして、約1時間後の18時33分頃から、また7秒ほどかけて月の明るいところから海王星が現れます。