「火星食」とは、地球から見て火星が月に隠される現象です。仙台で夜間観察できるのは1998年以来24年ぶりです。
■観察方法
仙台での火星食の時刻
潜入開始 23時37分57秒
潜入終了 23時38分16秒
出現開始 0時21分06秒
出現終了 0時21分27秒
今回は月の出直後に潜入開始となるため、事前に東の空が開けたところを見つけておきましょう。
火星自体は明るさが0.3等なので、肉眼で確認することができます。しかし、火星が月齢22.5の月に隠されていく様子を確実に観察するには、双眼鏡や望遠鏡を使用することをおすすめします。
なお、仙台では23時37分、月の明るい縁から20秒ほどで火星が隠れます。そして、約40分後、日付が変わって0時21分、月の暗い縁から再び火星が現れはじめ、20秒ほどで全体が現れます。