月が恒星を隠す現象を「星食」と言います。(詳しくはこちら:天文Q&A星食とは?)
2018年2月2日に、月がしし座の一等星レグルスを隠す「レグルス食」が起こります。
次回のレグルス食は7年後です。
今回のレグルス食は、潜入から出現までの現象を通して観察することができます。空の高いところで起こるため、良い条件で見ることができますが、望遠鏡や双眼鏡を使うとより詳しく観察できます。
双眼鏡や望遠鏡を使ってレグルスを観察すると、一瞬でレグルスが月に隠れる様子を観察することができます。潜入より前に余裕を持ってレグルスを探しておきましょう。
4時30分頃から月のふち近くを探すと見つけやすいかもしれません。
※日中は双眼鏡や望遠鏡を太陽に向けてはいけません。
その後レグルスは月に隠され、しばらくは見ることができません。
約1時間後にレグルスが出てきます。
月が明るいため見つけるのが難しいかもしれません。双眼鏡や望遠鏡で待ち構えておくのがよいでしょう。
出現した後には肉眼でも、月のすぐそばで輝くレグルスを見ることができるでしょう。
★レグルス食を見てみよう!
観察情報
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仙台
潜入 4:49
出現 5:05
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★過去の星食の様子
月がおうし座の一等星アルデバランを隠す「アルデバラン食」の様子です。