2018/1/27 アルデバラン食

月が恒星を隠す現象を「星食」と言います。(詳しくはこちら:天文Q&A.026星食とは?)
2018年1月27日に、月がおうし座の一等星アルデバランを隠す「アルデバラン食」が起こります。

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残念ながら仙台からは、アルデバランが隠れる様子を見ることは出来ません。しかし、月がアルデバランのすぐ近くを通っていく様子を見ることができます。
月は地球の周りを回っているため、地球上から見ると星座の間をゆっくり移動していくように見えます。
刻々と変わっていく月とアルデバランの位置関係から、月の動きを感じることができるでしょう。

なお、月にアルデバランが隠れる様子が見たい方は、秋田県や岩手県より北にいく必要があります。
次回日本で見られるのは16年後の2034年ですので、足を延ばしてみるのも良いかもしれません。

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※仙台では月に隠される様子を見ることはできません。

 

★今後の星食予報
2018年2月2日 レグルス食
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仙台
潜入 4:49
出現 5:05
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詳細はこちら:「天体観察ガイド 2018/2/2 レグルス食」

 

★過去のアルデバラン食の様子