仙台市天文台
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西の空で輝く金星

▼金星は太陽系の第2惑星です。金星は太陽と月を除くと全天でいちばん明るい天体なので太古より人類の注目を集めてきました。
▼バビロニアでは農業に必要な暦の手引きとなるため豊穣(ほうじよう)の神イシュタルの名を冠して大切にされていました。ギリシアでは美の女神アフロディーテ(ローマ神話ではウェヌス=ビーナス)として祭られました。中国では,その光が白銀を思わせるところから太白と呼んでいたそうです。




地球よりも太陽に近く,太陽より48度以上離れないので真夜中の空には出現しません。日没後の西空,または日の出前の東空にだけ見ることができます。夕空に見えるときを「宵の明星」,朝方の空に見えるときを「明の明星」と呼んでいます。








 

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