仙台市天文台
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1月27日の土星

 冬のこの時期は、大気の気流がなかなか安定しません。仙台は太平洋側に位置するため晴天になることが多いのですが、せっかく天気に恵まれても気流が悪いと惑星の表面の模様が見えにくくなってしまいます。
 これは冬の大陸性高気圧が日本上空に張り出してくることにより、気流が乱されることが多く、晴れていても星の像が瞬きます。
 天気図を見た場合、等圧線の間隔が狭い所ほど星が瞬いたり、望遠鏡で覗いたときの惑星の姿が大きくぼけてしまいます。同じ天気がよい日でも、夏に比べ冬のほうが星が瞬いて見えるのはこのためです。



 

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