仙台市天文台
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<2002年10月17日の早朝の惑星

早朝に天文台職員が撮影したとっておきの星夜写真です。
この日、東北地方は晴天に恵まれました。



火星は太陽系の第4惑星です。ローマ神話では軍神マルス(ギリシャ神話ではアレス)の名まえがついています。ほぼ2年2か月ごとに地球に接近します。火星の軌道がいびつな楕円をしているため接近距離は毎回異なり、約15年の周期で変化します。最大接近時には5500万kmにまで近づきますが、最小接近時には1億kmを越えてしまいます。2003年に大接近となりました。 水星は太陽にもっとも近い惑星です。大気が存在しません。太陽に近いため,その重力の影響を受けて自転周期が約59日と長くなっています。表面の昼夜の温度差(430℃〜−170℃)が激しいことも良く知られています。1973年のアメリカのマリナー10号の観測からは、月面のように多くのクレーターで表面がおおわれていることがわかりました。


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