【3/2スタート】プラネタリウム震災特別番組「星よりも、遠くへ」

 仙台市天文台は、震災の経験から、被災地の博物館として震災とどのように向き合うべきか、繰り返し考えてきました。そして、震災の象徴にもなっていた星空を被災者の手記とともに残し、伝えていく取り組みとして、プラネタリウム番組「星空とともに」を制作し、2012年3月に公開しました。その後、この番組は反響を呼び、現在では全国の多くのプラネタリウム施設で投映されています。

 今回、「星空とともに」の第二章となるプラネタリウム番組「星よりも、遠くへ」を制作しました。震災から時が過ぎ、被災地の状況や被災者の気持ちが変化する中で、第一章では伝えきれなかった星空がありました。第二章では「星空」にまつわる新たなエピソードから、震災の星空と被災者たちとの繋がりを描いています。

 より多くの方に番組をご覧いただき、震災や自然と向き合うきっかけとしていただければ幸いです。

 なお、本作はクラウドファンディングによって制作資金を集め、誕生した作品です。ご支援いただいた多くの皆さまに改めて御礼を申し上げます。

 仙台市天文台での投映スケジュール及び全国での投映スケジュールにつきましては、下記特設サイトをご覧ください。

 

震災特別番組特設ウェブサイト

 

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