月が恒星を隠す現象を「恒星食」といい、中でも月がおとめ座の1等星スピカを隠す現象は「スピカ食」と呼ばれています。
2024年はスピカ食を見ることができる機会が2度あります(詳しくは「天体観察ガイド:2024/12/25 スピカ食)。
星食の詳しい説明はこちら:天文Q&A.Q5-2 星食とは?
■観察方法
仙台でのスピカ食の時刻(仙台市内でも観察する場所によって僅かに異なります)
潜入 20時29分
出現 20時38分
今回のスピカ食は潜入から出現までの現象を見ることができます。潜入時刻や出現時刻前から双眼鏡や望遠鏡を使って月のふちを観察してみましょう。すると、スピカが月に潜入する様子や、月に隠されていたスピカが出現する様子を見ることができます。ただし、今回は西の空の低い位置で起こるため、事前に空が開けたところを見つけておきましょう。
★過去の星食の様子
月がおうし座の1等星アルデバランを隠す「アルデバラン食」の様子です。
YouTubeリンク