「天王星食」とは、地球から見て天王星が月に隠される現象です。仙台で条件よく観察できるのは1999年以来およそ23年ぶりです。
■観察方法
仙台での天王星食の時刻
潜入開始 20時44分24秒
潜入終了 20時44分38秒
出現開始 21時31分50秒
出現終了 21時32分05秒
今回は月食中の月が天王星を隠すめずらしい天王星食となります。
(月食については「おすすめの天文現象2022/11/8皆既月食」をご覧ください)
天王星は5.6等の明るさのため肉眼で見ることが難しく、観察には双眼鏡などの道具が必要になります。
なお、仙台では皆既月食の終了(20時42分)直後の20時44分、まだ暗く赤っぽい月の東側から天王星が徐々に隠れ始め、14秒ほどで全体が隠れます。そして、21時31分、部分月食中の月が欠けた部分(西側)から再び天王星が現れ始め、15秒ほどで全体が現れます。
(月の画像:ステラナビゲータ10/株式会社アストロアーツ)