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流れ星(以下「流星」)も隕石も、宇宙から地球にやってくることに変わりはありません。
しかし、その起源は異なります。
流星は、主に彗星が撒き散らしていった塵などに由来します。その大きさは、大きいものでも数㎝ほどしかないため、ほとんどが大気中で燃え尽きてしまいます。
発光の仕組みや流星群については、「Q4-2. 流星群ってなに?」をご覧ください。
一方隕石は、「小惑星」と呼ばれる小さな岩石のような物質に由来しています。
小惑星の多くは火星と木星の間に存在していますが、地球の周りにも存在しています。この小惑星やそのかけらが、燃え尽きずに地上まで落下してくるのが隕石です。
隕石は世界各地で発見されていますが、実は宮城県でも発見されています。その隕石は1984年に黒川郡富谷町で発見され、「富谷隕石」と名付けられました。現在は国立科学博物館に保管されています。
詳しくは、ソラリストVol.23や富谷隕石30周年記念インタビューをご覧ください。