仙台市天文台
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水星


<水星の日面通過

午前中は薄曇りで心配されましたが
直前になって雲が晴れてきました。
無事に観測できました。
天文台職員が撮影したとっておきの写真をお届けします。




水星が太陽に侵入直後の拡大画像

天文台2Fの太陽面表示に映った水星


投影板に映した水星の日面通過

これが仙台市天文台最後の画像となりました。


水星は太陽にもっとも近い惑星です。大気が存在しません。太陽に近いため,その重力の影響を受けて自転周期が約59日と長くなっています。表面の昼夜の温度差(430℃〜−170℃)が激しいことも良く知られています。1973年のアメリカのマリナー10号の観測からは、月面のように多くのクレーターで表面がおおわれていることがわかりました。


 

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