２００５年の火星

2005年は、火星が地球に接近する年です。 　2年前の大接近ほどは近づきませんが、それでも望遠鏡で火星表面を詳しく見るチャンスです。 　接近にともなって火星の明るさが次第に増し、最接近のころは-2等（木星と同じ程度）で輝きます。 　また、見かけの動きも速くなるので、適当な日数をおいて観察すると星座の中を火星が移動していく様子がわかります。 最接近時のデータ 　■最接近日：2005年10月30日 　■最大光度：-2.3等 　■最接近時の距離：6,942万km 　■最大視直径：20.2"　 　　　（月の視直径の約1/90）