仙台市天文台
トップページ >天体画像 > 

8月22日 皆既月食の見え方(仙台)

見え方の図

 久しぶりに仙台で皆既月食が楽しめます。月が昇る頃には既に欠け始めており、18時52分から皆既食が始ります。このときの高さは10度にもなりませんので、東側が開けている場所を選びましょう。
 皆既月食は、地球の陰の中に月が入るために起こる現象です。そのために皆既中の月は完全に見られなくなりそうな感じがしますが、実際は、赤銅色で見られます。その理由は、太陽光線が地球の大気を通り抜けるとき、赤い光だけが地球の裏側に届くためです。
 月食の様子は、天気がよければ肉眼だけでも楽しめますが、双眼鏡や望遠鏡を使うときれいに楽しめます。
 仙台から楽しめる皆既月食は、2001年1月10日以来6年ぶり。次回は2010年12月21日(食の最大時の高度は約10°)です。 

2001年の皆既月食の様子


 

Copyright (c) Sendai Astronomical Observatory. All Rights Reserved.