震災特別番組「星よりも、遠くへ」投映情報

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仙台市天文台は、震災の経験から、被災地の博物館として震災とどのように向き合うべきか、繰り返し考えてきました。 そして、震災の象徴にもなっていた星空を被災者の手記とともに残し、伝えていく取り組みとして、 プラネタリウム番組「星空とともに」を制作し、2012年3月に公開しました。 この番組は反響を呼び、2014年以降全国のプラネタリウム施設でも投映されるようになりました。

その後、震災から時が過ぎ、被災地の状況や被災者の気持ちが変化する中で、第一章では伝えきれなかった星空がありました。 そこで、2018年に「星空とともに」の第二章となる「星よりも、遠くへ」を制作しました。 第二章は、クラウドファンディングによって制作資金を集め、誕生した作品です。 より多くの方にその星空をご覧いただき、震災や自然と向き合うきっかけとして頂ければ幸いです。

最後に、東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、 すべての被災者の皆さまに幸せな未来が訪れることをお祈りしております。

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