さとうまゆみさんが語る!スペシャルプラネタリウム

 

mayumisamatitle2.jpg4月から始まった土曜日の夜のお楽しみ、スペシャルプラネタリウム

今回は、4/24に「さとうまゆみ朗読ライブ~星のゆりかごに揺られながら~」に登場する、さとうまゆみさんのインタビューをお届けします。

元フリーアナウンサーという経験を生かし、学校や幼稚園、また病院などで絵本の読み聞かせの活動をされているさとうさん。最近では仙台弁で語る昔話が幅広い年齢層の方から人気を集め、活躍の場を拡げられています。

当日、天性の癒しボイスと豊かな表現力で、私たちをどんな世界に連れて行ってくれるのでしょうか。


mayumisama2.jpg-2月に行われた「天文台まつり」での読み聞かせがきっかけで、この企画が実現することになったということで、スタッフもとても楽しみにしているんですよ。今日はよろしくお願いいたします。読み聞かせをはじめられたきっかけから教えてください。

「結婚前までラジオのパーソナリティや司会の仕事などをしていたのですが、結婚を機にすっぱり辞めて、ずっと専業主婦をしていたんですね。でも息子が小学校を卒業する時に、6年間お世話になった学校に何か恩返しがしたいなと思っていてちょうど読み聞かせのボランティアを募集していたので、これだったら、と始めたのがきっかけです」。

-読み聞かせというと絵本が中心ですか?

「もちろん絵本も読みますが、息子にも小さい頃からずっと絵のない児童書や文章を読んで聞かせていました。絵に頼らなくても言葉を聞いて自分のイメージを持ってほしいなあと思っているので、3歳~4歳くらいの子どもにも朗読だけで聞かせたりしています」。

 -仙台弁での昔話の語りも人気だそうですね。

「もともと私自身仙台生まれ、仙台育ちなんですが、自分の両親も仙台弁は喋らないし、身の回りに仙台弁を使う人はいなかったんです。でもやっぱりどこかに引き出しがあるんでしょうね。字面を読んでみたらけっこう喋れる。そして"わあ!おもしろい、そしてなんでこんなに温かいんだろう?”って感じて、読み聞かせと一緒に昔話を仙台弁で語るようになりました。ご高齢の方が集まる場所で開催することも多いので、とっても喜んでくださいますね。逆に小さい子ども達は、最初はポカンとしているのですが、聞いているうちに何とな~くわかってくるようで、その反応が楽しくて続けています」。

mayumisama1.jpg-対象としている年齢層はありますか?

「仙台弁で語ることよって、聞きに来てくださる年齢層はぐっと広がりましたが、限定はしないでたくさんの方に聞いていただきたいです。特に仙台弁を知らない若い方達に聞いてもらえれば、おもしろいんじゃないかなぁ…と思います」。

-今回はプラネタリウムという環境ではじめての開催ですが、どんなお気持ちですか。

「これまではあまり広くないところで、お客様の顔を見ながら、対面で語りかける感じで行っていたので、プラネタリウムでリハーサルしてみて、私からお客様の顔が見えないっていうのは正直不安ですね。実際に客席にお客様が入れば、その空気感が伝わってくると思うので、まずはその空気感を楽しみたいな、と思います」。

-これから6月まで毎月1回(5/22、6/26)ずつ開催ですね。今回の内容を教えてください。

「新美南吉さんの『和太郎さんと牛』の朗読と、仙台弁で『隠れ蓑と隠れ笠』という昔話を語ります。国内外問わず、本当にたくさんの本を読んだ中から選んだ2作品です」。

-ぜひ楽しみにしています!ありがとうございました。


                                                     広報/菅野