-初めて詩を書いたのは何歳の時ですか?
「15歳くらいだったと思います。詩に出会ったのは、中学生です。たしか図書室で何かの詩集を読んだのがきっかけです。中原中也の詩も載っていて、すごく印象に残ったんです。これはなんだろうって感じで」。
-では今のリーディングスタイルをとるようになったのはいつからですか?
「それは本当に12、3年前、詩人になってからです。詩人としてやってこう、と思った時がリーティングのスタートでもありました。詩集を読んで、自分で書いてみたりというのは学生時代からしていました。今でいうブログをつけるような感じだったと思います。当時は、日記を書いているとか、あまり人に言えない時代でしたよね。また、高校生の時は、バンドを組んでいたのでバンドの曲で、詩を書いたりとか、大学生の時は、映画を観るのが好きだったので映画のシナリオを書いてみたり...。多感な時期だったので音楽を聴いたり、映画を観たり、本を読んだり、いろいろなことに興味があったんですね。でもやっぱり根底には詩があったんです。そんな時に、アメリカでポエトリーリーティングに出会って...存在は知っていたけど、実際目の当たりにしたのは初めてで、こういうエンターテインメント、コミニケーションがあるんだ!ってちょっとびっくりしましたね。ただ、アメリカのリーディングはヒップホップのような直接的な表現が多いんですね。なので、僕は日本語の曖昧さや叙情性を活かしたリーディングをしたいと思いました。それは、僕のスタートラインであり、永遠の課題でもあります」。