仙台市天文台
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<天王星

■太陽系の第7惑星で、1781年に、W.ハーシェル(大ハーシェル)によって、偶然に6等星の小さな円盤状のイメージで発見された経緯を持ちます。望遠鏡で見ると、やや緑がかった青色をしています。
■天王星は地球の約4倍の大きさを持った巨大ガス惑星のひとつですが、自転軸が公転面に対して約98度も傾いており、横倒しの状態で公転しているところが大きな特徴の1つです。これは、太陽系の初期に原始惑星の衝突によって自転軸が傾いたからと考えられています。
■NASAの外惑星探査機ボイジャー2号の観測によって、11本の細いリングや、これまで定説となっていた5個の衛星のほかに新しく10個の衛星が発見されました。


天王星の位置図
2003年から2008年までの1月1日における概略位置を示しました。
天王星の明るさは6等程度ですので、見るには双眼鏡や望遠鏡が必要です。


2006年9月20〜24日 天王星と衛星の姿

2006年9月5日 金星・木星・天王星と衛星の姿

2006年8月4日 緑色の円盤

2004年9月の天王星

2004年8月 天王星と海王星の競演

 

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