仙台市天文台
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眼視可能な巨大黒点その5

太陽は周期 25.38日で自転をしています。
黒点を連続して観察すると
その周期を確かめることができます。



今回の黒点の出現は、大規模な太陽面爆発(フレア)をともなっています。太陽表面上の磁力線の突発的なつなぎ替えにより磁場エネルギーが熱エネルギーに転化して爆発的に解放される現象と考えられています。大規模なフレアは、さまざまな電磁波や荷電粒子を惑星間空間に放出しています。地球でも、デリンジャー現象や磁気嵐が発生し、地磁気に影響を与えていることが新聞などでも大きく取り上げられました。また低緯度まで見えるような規模の大きなオーロラが引き起こされ、北海道はもちろん茨城県や長野県などでも、その美しい姿が撮影されています。



 

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