仙台市天文台
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M20
 光 度:9.0等
 視直径:29'×27′
 距 離:2,300光年
 いて座の干潟星雲(M8)のすぐ北に位置し、三裂星雲の呼び名で親しまれている散光星雲です。
 明るい散光星雲の手前に暗黒星雲が重なり、赤い部分が3つに引き裂かれたように見えるので、ジョン・ハーシェルによって命名されました。

M8
 光 度:6.0等
 視直径:90'×40′
 距 離:4,850光年

 夏の星雲の代表ともいえるとても美しい散光星雲で、きれいな夜空の下では、肉眼だけでもぼんやりと見ることができます。
 「干潟星雲」という名まえは、大きな星雲の中を横切る暗黒帯の複雑な模様が、写真では水が引いたあとの干潟のように見えることから名づけられました。
 NGC6530という明るい散開星団が重なっているので、双眼鏡で素晴しい眺めを楽しむことができます。


 

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