【プレスリリース】流れ星を見よう!!12月14日 ふたご座流星群が極大!!

報道関係者各位

2021年12月6日

12月14日 ふたご座流星群が極大!!

~取材・報道ご協力のお願い~

 

 2021年12月14日(火)、ふたご座流星群が極大(※1)を迎えます。ふたご座流星群は、毎年安定してたくさんの流星が見られることから、三大流星群の1つとされています。

 今回、最も多くの流星が流れると予想されているのは、12月14日の午後4時頃で、1時間に80個程度の出現が予想されています。しかし、極大の時間はまだ日没前であり、日没後でも月明かりの影響があるため、14日の午前2時頃~明け方に観察するのがおすすめです。

 ふたご座流星群の放射点(※2)は日没後に東の空に昇り始め、時間とともに南の空高くに昇るため、時間の経過とともに観察しやすくなります。冬の星空を彩る「ふたご座流星群」を広く市民のみなさまに知っていただき、観察していただきたく、本現象について取材のご協力をいただけますと幸いです。

 仙台市天文台では、過去に撮影したふたご座流星群の写真や動画など、報道の際にもご利用いただける素材をご用意しております。詳しくは以下をご参照ください。

 

※1)「極大(きょくだい)」とは、観察場所や時刻、月の条件などを考慮せず、流星群自体の活動が最も活発になることや時期をいいます。
※2)毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といい、流星が出現するその一点のことを「放射点」と呼びます。本流星群は放射点がふたご座にあるため、「ふたご座流星群」と呼ばれています。

 

<ふたご座流星群・基本情報>

 

★おすすめの観察日時★

・12月14日午前2時頃~明け方

・12月15日午前3時頃~明け方

 

★どれくらいの数の流星が流れるの?★

極大時には1時間あたり80個ほどの流星が流れると予想されています。(参考:『天文年鑑2021』誠文堂新光社)

※参考「おすすめ天文情報2021:ふたご座流星群が極大」

 

提供可能な素材

●2017/12/14撮影(動画)

●2017/12/14撮影(写真) 

●2015/12/13撮影(写真+動画) 

●2014/12/14撮影(動画)

※報道資料としてご利用の場合はクレジットを明記した上でご自由にお使いいただけます。「提供 仙台市天文台」「(C)仙台市天文台」「(C)SENDAI ASTRONOMICAL OBSERVATORY」いずれかのクレジットをお使いください。

※ご使用の際はご一報いただけると幸いです。

 

 

 

流星群観察のポイント

1.空を広く眺める

 流星は、ふたご座の方向を中心にして放射状に流れます。ただし、流れる場所や方向はふたご座周辺とは限らないため、見る方向は気にせず、空全体を広く見渡しましょう。まだ辺りが明るいうちに、街あかりが少なく、空が開けた場所を探しておくのがおすすめです。

 

2.防寒対策&楽な姿勢で観察する

とても寒い季節ですので、防寒対策をしっかりおこなって観察しましょう。レジャーシートなどを敷いて寝転ぶと、楽な体勢で観察することができます。目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けてみましょう。

 

観察のポイントをスタッフがご紹介させていただく取材等もお待ちいたしております!
※仙台市天文台では観察会等のイベントは行いません。今回のふたご座流星群を撮影できた場合は、天文台ウェブサイト等でお知らせする予定です。

<お問合せ> 仙台市天文台(担当/今野・郷古)

〒989-3123 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32  TEL 022-391-1300  FAX 022-391-1301