【プレスリリース】流れ星を見よう!! 2020/12/14 ふたご座流星群が極大!!

ふたご座流星群が極大!!

~天文情報 広報ご協力のお願い~

 

 2020年12月14日(月)、ふたご座流星群が極大(※1)を迎えます。ふたご座流星群は、毎年安定してたくさんの流星が見られることから、三大流星群の一つとして数えられています。

 今年最も多くの流星が流れると予想されているのは、12月14日(月)の午前9時頃。よって、極大の時間に近づく12月14日の明け方に観察するのがおすすめです。ふたご座流星群の放射点(※2)は日没後に東の空に昇り始め、時間とともに南の空高くに昇るため、時間の経過とともに観察しやすくなります。冬の星空を彩る天文現象である「ふたご座流星群」を広く市民のみなさまに知っていただき、観察していただきたく、本現象について広報のご協力をいただけますと幸いです。

 仙台市天文台では、過去に撮影したふたご座流星群の写真や動画など、報道の際にご利用いただける素材をご用意しております。詳しくは以下をご参照ください。何卒よろしくお願いいたします。

 

※1)「極大(きょくだい)」とは、観察場所や時刻、月の条件などを考慮せず、流星群自体の活動が最も活発になることや時期をいいます。

※2)毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といい、流星が出現するその一点のことを「放射点」と呼びます。本流星群は放射点がふたご座にあるため、「ふたご座流星群」と呼ばれています。

 

<ふたご座流星群基本情報>

★好条件のポイント★

①新月近くのため月明かりに邪魔されない

②見やすい時間帯に放射点が空の高い位置にある

★いつ見られるの?★

・活動期間:12月5日-12月20日頃

・極大日時:12月14日の午前9時頃

★どれくらいの数の流星が流れるの?★

1時間あたり60個ほどの流星が流れると予想されています。(参考:『天文年鑑2020』誠文堂新光社)

※参考「おすすめ天文情報2020:ふたご座流星群」

 

提供可能な素材

天文台公式ウェブサイトの該当ページにリンクします。

●2017/12/14撮影(動画)⇒こちら

●2017/12/14撮影(写真)⇒こちら

●2015/12/13撮影(写真+動画)⇒こちら

●2014/12/14撮影(動画)⇒こちら

 

※報道資料としてご利用の場合はクレジットを明記した上でご自由にお使いいただけます。

「提供 仙台市天文台」「(C) 仙台市天文台」「(C) SENDAI ASTRONOMICAL OBSERVATORY」

いずれかのクレジットをお使いください。

※ご使用の際には事前にご一報いただければ幸いです。

 

観察のポイント

1.空を広く眺める

 流星は、ふたご座の方向を中心にして放射状に流れます。ただし、流れる場所や方向はふたご座周辺とは限らないため、見る方角は気にせず、空全体を広く見渡しましょう。まだ辺りが明るいうちに、街灯りが少なく、空が開けた場所を探しておくのがおすすめです。 

2.防寒対策&楽な姿勢で観察する

とても寒い季節ですので、防寒対策をしっかりおこなって観察しましょう。レジャーシートなどを敷いて寝転ぶと、楽な体勢で観察することができます。目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けてみましょう。

 

※仙台市天文台では観察会等のイベントは行いません。今回のふたご座流星群を撮影できた場合は天文台ウェブサイト等でお知らせする予定です。