プラネタリウム100周年特別投映・企画展示「仙台のプラネタリウム史」イベントレポート

2023年10月から2024年6月にかけて、近代プラネタリウムの誕生から100年を記念し、ここ仙台の地におけるプラネタリウムの歩みを展示室とプラネタリウムで紹介するプラネタリウム100周年特別投映・企画展示「仙台のプラネタリウム史」を開催しました。

展示室では、近代プラネタリウムの歴史、およびここ仙台の地でどのようにプラネタリウムが生まれて根づいていったのかをパネルで紹介しました。

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2023年春にリニューアルした仙台市天文台のプラネタリウム投映機「ケイロンⅢ」を紹介するパネルのほか、私たちの暮らしや街並みの変化と、変わらない星空とを対比しながら、仙台におけるプラネタリウムの歴史を紹介する内容です。

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また、昭和30年代に仙台駅前の丸光デパート屋上にあったプラネタリウムで実際に投映されていた当時の投映台本の見本を展示しました。

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展示した丸光プラネタリウム投映台本の見本はこちら

 ▶1961年9月

 ▶1961年12月

 ▶1962年3月

展示したパネルデータはこちら(一部公開)※画像をクリックするとPDFでご覧いただけます
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また、プラネタリウムでは、プラネタリウム100周年特別投映「仙台のプラネタリウム史」と題し、当時の投映台本をもとにかつて実際に投映されていた丸光デパートのプラネタリウムの番組を再現し、当時と同じようにテーマを変えて投映しました。

今とは一味違う解説の言い回しなど特徴のある昔懐かしい投映は、実際にご観覧いただいた方から好評の声をお寄せいただきました。

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〇投映内容一覧
・1961年2月「早春の星座物語」
1961年4月「4月の星座と星団のお話」
1961年6月「夏の星座と天の川」
・1961年10月「もう一つの宇宙をたずねて」
・1961年11月「冬を迎える星空」
・1961年12月「世界のクリスマス」


ご来場・ご観覧いただいた皆様、ありがとうございました。



<イベント概要>
プラネタリウム100周年企画展示「仙台のプラネタリウム史」概要
期間/2023年10月2日(月)-2024年6月30日(日)
時間/9:00-17:00
料金/無料(展示室観覧料のみ)
場所/展示室・企画展示コーナー

■プラネタリウム100周年特別投映「仙台のプラネタリウム史」概要
期間/2023年10月1日(日)-2024年6月30日(日)
時間/平日16:00-、土日祝日14:30-(約45分間)※2024年1月からは土日祝日のみ投映
料金/大人610円、高校生350円、小・中学生250円
場所/プラネタリウム

■主催/仙台市天文台
※本企画展示およびプラネタリウム番組は、JPAプラネタリウム100周年記念事業公認企画として開催しました