【イベントレポート】
2019年1月6日(日)、仙台市天文台にて特別観察会「部分日食をみよう!!」を開催しました。
準備段階では雲が多い天気で、少々心配でしたが、次第に晴れ間が見えてきました。
早い時間にも関わらず、開館前からたくさんのお客様がご来館くださいました。
<8:30開館>
部分食の始まりは8:44。
時間まで加藤・小坂ホールにて、天文台スタッフによる日食の解説を行いました。これで予習はバッチリです!
とっても寒い季節ということもあり、来館された先着200名様に使い捨てカイロをプレゼント。このカイロには、オーナーサポーター様からご支援いただいた資金の一部を充当させていただきました。
<8:44 部分食開始>
いよいよ食が始まりました。
天文台では、2台の望遠鏡を用意。
1台は太陽専用の望遠鏡で、特殊なフィルターを通して見るため、安全に太陽を観察することができます。
もう1台は太陽の姿を投影板に映すことで、欠けていく様子を間接的に観察できます。
他にも、今回の観察会では仙台天文同好会のみなさんと天文ボランティアうちゅうせんのみなさんにご協力いただき、合計7台もの望遠鏡で日食の様子を観察することができました。
▲たくさん並んだ望遠鏡。圧巻!
▲投影板付きの望遠鏡で欠け具合をみんなで観察。
▲たくさんのお客様で大行列。
▲持参の日食グラスでも観察。見えた!
▲ピンホールを通って映った太陽の光も欠けて見えます。
<10:09 部分食最大>
食が最大となる時間には、館内にいたお客様もほとんどが外に集合し、みんなで日食を観察しました。
<11:44 部分食終了>
後半、ところどころ雲に隠れることも多くなりましたが、それでも、雲の切れ間から丸い形に戻っていく太陽の様子を観察することができました。
寒い中、長時間にわたってご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
2019年は12月にも部分日食が見られます。
条件は今回ほど良くはありませんが、今回見られなかったという方、ぜひ次回チャレンジしてみてくださいね。
☆詳細はこちら→2019/12/26「部分日食」