
[木星・ガリレオ衛星の動き1] |
2000年10月18日21時08分撮影
26cm反射望遠鏡拡大撮影 |

[木星・ガリレオ衛星の動き2] |
2000年10月18日23時13分撮影
26cm反射望遠鏡拡大撮影 |

[木星・ガリレオ衛星の動き3] |
2000年10月19日01時16分撮影
26cm反射望遠鏡拡大撮影 |
|
 |
|
木星の衛星の動き |
仙台市天文台で撮影した木星の衛星写真をご覧下さい。一日の観測でも、衛星が木星のまわりをまわっていることを想像す
ることができます。ガリレオがいだいた「衛星の動き」を少しでも味わっていただければと思います。 |
|
ガリレオ・ガリレイ |
ガリレオは、イタリアの天文学者・物理学者です。 近代科学の父とも呼ばれています。動力学を研究して、慣性の法則や
落体の加速度一定性、投射体の経路が放物線になることなどを明らかにしました。
1609年にガリレイ式の望遠鏡を自作して、はじめて望遠鏡で宇宙を観察し、木星の衛星、月のクレーター、太陽黒点など
を発見しています。地動説を主張したことでも有名で、木星の4大衛星の運動から、その確信を深めたとされます。
ガリレオは自作の望遠鏡によって木星の衛星たち(ガリレオ衛星)を観測し、なんとか地動説を立証しようと努めました
が、結局は確実な証拠を得ることができませんでした。
その後、ティコ・ブラーエが観測した膨大なデータをもとにして、ケプラーが「惑星は楕円軌道を描く」ことを経験則とし
て求めところまでたどり着きました。
地動説が主役になるのはニュートンの登場を待たねばなりませんでした。ニュートンが万有引力の法則を発見し、経験則で
あったケプラーの法則を物理学的に証明したのです。これによって地動説の完全な地位
が確立しました。 |
|
|
|