仙台市天文台
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こじし座

こじし座はドイツの天文学者ヘベリウスによって設定された星座です。もともと星座のなかった夜空の区域を埋めるために、つくられた星座です。しし座の上方に当たるためこじし座とされました。星座絵ではししの背中に乗るような姿で描かれています。
こじし座の生みの親であるヘベリウスはドイツの天文学者です。観測器の作製や天体観測を行ないながら1674年に「月面譜」を出版しました。1690年に出版された「ヘベリウス星図」には、このときヘベリウスは7つの星座を追加しました。こじし、こぎつね、たて、とかげ、りょうけん、やまねこ、ろくぶんぎ、です。これらは現行の88星座にも、そのままの形で用いられています。

写真によるこじし座

どんな姿をしているのか、下図をヒントにして想像してみてください。

ステラナビゲーターによるこじし座

 

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