報道関係各位
平成26年10月9日
仙台市天文台が"皆既月食"の撮影に成功しました!
~満ち欠けする月・赤く染まる満月【画像提供します!!】~
このたび仙台市天文台では、10月8日に起こった天体ショー"皆既月食"の撮影に成功いたしました。
太陽、地球、月の順番で一直線に並び、月が地球の影に完全に入り込んでしまう皆既月食。今回は、約2年10ヶ月ぶりに日本で見ることができた皆既月食となりました。
欠けていく月の様子、赤く色づく皆既の様子、再び満月へと戻っていく月の様子をご覧いただくことができます。月に映ったカーブを描く影の輪郭は、地球自身の丸みを表しています。月を見ながら、地球自身の姿を感じられる皆既月食の魅力を、ぜひ市民のみなさまへ周知していただければと思います。
つきましては、今回撮影に成功した画像の数々を、報道用資料としてご提供させていただきます。別紙に、画像の一覧をまとめました。メール添付等により生の画像データ(カラー)の提供が可能です。ご希望の方は、下記までご連絡ください。
次回日本で皆既月食が見られるのは2015年4月4日。短いスパンで皆既月食の様子の違いについて観察できる格好の機会となっております。何卒、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
観測日時:10月8日18時13分から21時34分 撮影
使用機材:ε180反射望遠鏡 キヤノンイオス6D ISO640-1000
撮影場所:仙台市天文台
撮影者:企画・交流担当 溝口小扶里
撮影者のコメント:「地球の影の中を、月が右から左へ通っていく様子を撮影しました。地球が丸いということを実感することが出来ます。」
<お問合せ>
仙台市天文台 (担当/熊田・松田・仲)
〒989-3123 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32 TEL 022-391-1300 FAX 022-391-1301
※皆既月食情報webサイト https://www.sendai-astro.jp/news/2014/10/108.html
<画像一覧> ※Webサイトに他の画像もございます。
月が刻々と様子を変えていく姿も撮影に成功いたしました。
▼部分食 開始から35分後 (撮影時刻:18:49 露出時間:1/320 秒)
▼皆既食 最大 (撮影時刻:19:54 露出時間:1/2秒)
撮影日:2014/10/08
撮影機材:Takahashi TOA-150 + Canon EOS60Da (ISO1600)
撮影場所:仙台市天文台
撮影者:企画・交流担当 松下真人
※画像は必要に応じてメールにてデータで送付可能です。(10/9朝9:00以降対応可)
※お急ぎの場合は、天文台ウェブサイト(https://www.sendai-astro.jp/observation/blog/2014/10/20141008-1.html)からダウンロードしてご利用ください。
使用の際は、仙台市天文台のクレジットの挿入をお願いいたします。
また、使用後で構いませんので、①使用日、②使用画像、③使用媒体(番組名、誌面名など)をメールかお電話にてお知らせください。
<動画>
※皆既月食当日、ライブ中継したUstream動画をご提供可能です。
動画内容についてはこちらをご覧ください。→ http://www.ustream.tv/channel/sendai-astro#/recorded/53715139