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子ども台長大活躍!

 

【イベントレポート】

 

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2016年4月24日(日)、仙台市天文台にて科学技術週間イベント「きみもあなたも1日子ども台長になってみませんか?」を開催しました。

 

 

科学技術週間は、科学技術について広く一般の方々に理解と関心を深めていただき、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

この期間、全国の科学館・博物館などで、各種科学技術に関するイベントを実施しています。

 

そのイベントの一環として,普段見学しているお気に入りの科学館・博物館の館長になれる「1日館長」というものがあります。

仙台市天文台でも2010年から「1日台長」イベントを開催しています。

 

 

 

 

 

2016年・6代目の子ども台長は、たくさんの応募の中から、仙台市立上愛子小学校4年生の相澤成心(あいざわなるみ)さんに決定!

 

はたして無事に任務終了できるでしょうか!?

成心台長の一日に密着しました◎

 

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最初に、スタッフとお揃いの赤いツナギにお着替え。

お名前バッジを付けたら準備完了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

←緊張気味の成心さん。表情が少し硬いでしょうか...。

 

 

 

続いては任命式です。台長室へ赴き、土佐台長へご挨拶。

 

成心さん、緊張しつつも元気良くご挨拶できました。

初めての名刺交換もバッチリですね!

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その後、一日のスケジュールを確認しつつ、台長とお話タイムです。

 

成心さんの緊張を和らげようと、台長が色々な道具を見せてくださいました。

台長のお部屋はびっくり箱のようです。

2016kodomo05.jpg ←こいのぼりの木製おもちゃも!

 

お話の中で、「好きな星」について聞かれた成心さん。

自分の誕生星座でもある"いて座"が特に好きなのだとか。

 

それを受けて、土佐台長「いて座が弓で狙っている生き物はなんだかわかる?」とクイズを出題。

答えは、砂漠に住む生き物...そう、さそりです。いて座の矢の先には"さそり座"があるのです。

 

自分の好きな星座にまつわる豆知識を得て成心さん、嬉しそうです。

 

さあ、いよいよ台長から1日台長のたすきをかけていただきます。

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準備完了!成心台長、一日よろしくお願いいたします!

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成心台長は「お客さまのご案内や普段入れない場所で働いてみたい」と天文台でやってみたいことを語ってくださいました。

それでは、天文台でどんな方々が働いているのか、まずはスタッフにご挨拶していきましょう!

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プラネタリウム投映や展示解説をするスタッフ、受付でお客さまをご案内するスタッフ、施設の安全を守るスタッフ、ちょうど展示中だった東北大学の学生まで、挨拶しながら天文台の色々な場所を巡っていきます。

成心台長、どの場所でも大きな声でハキハキとご挨拶できました◎

 

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そうこうする間に、プラネタリウムの時間が近づいてきました。

開場までの間、投映担当のスタッフ亀谷からまたまた豆知識を教えてもらいます。

プラネタリウムで星を映す機械は"投映機"といい、天文台の投映機には"ケイロンⅡ"という名前がついています。

2016kodomo14.jpg ←ケイロンⅡ

 

"ケイロン"は"いて座"のことを意味します。

投映機をよーく見ると、ちゃんといて座のイラストも描かれているのです。

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大好きないて座に見守られながらお客さまにご挨拶なんて、とっても心強いですね!

 

開場時間になり、待ちに待ったお客さまのご案内です。

プラネタリウムの入口に立ってお客さまへご挨拶。

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次々と入場するお客さまへ、元気に声をかけていきます。

この日もたくさんのお客さんが来場してくださいました!

 

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いよいよ投映開始です。スタッフ亀谷と一緒に自己紹介。

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大勢のお客さまの前で堂々とご挨拶!と思ったら...。

 

ちょっと離れた場所に移動する成心台長。

2016kodomo19.jpg ←どうしたのでしょう?

 

2016kodomo20.jpg ←えいっ!

 

なんとビックリ!見事な側転を披露してくださいました!

 

お母さまいわく、成心台長は側転が得意だそうでどこでもクルクル回っているのだとか。

それにしても軽やかな身のこなし。成心台長、さすがです!

 

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プラネタリウムが終わると休む間もなく、ひとみ望遠鏡案内のために3階へ向います。

 

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↑お客さまのお出迎え&ご挨拶

 

この日はあいにくの曇り空でしたが、スタッフ亀谷の軽快なトークと成心台長のサポートもあって、無事に望遠鏡案内が終了しました。

 

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お昼休憩後は、展示室を見学します。

ちょうどこの日は、インターンシップで天文台に来ていた神田さんの展示ツアーデビュー日ということで、成心台長もツアーに参加してみました。

 

神田さんの展示ツアーは「自分がぐるぐる」と「周りがぐるぐる」というキーワードを使って、自転と公転について説明していきます。

 

お互いにちょっと緊張しながら、一つ一つキーワードを元に展示物を巡っていきます。

 

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↑小さい地球儀を使って自分がぐるぐる...

 

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↑太陽の自転を見てみたり...

 

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↑銀河のぐるぐるクイズでは、あまりに果てしない時間に、驚く成心台長。

 

やさしい言葉でわかりやすく説明してくださり、とっても勉強になりました!

神田さん、どうもありがとうございました◎

 

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さて、最後はいよいよ成心台長のもう一つの"やってみたいこと"でもある、「普段は入れない場所」へ行ってみましょう!

 

2016kodomo32.jpg ←いざ、立入禁止看板の向こう側へ!

 

<観察室>

天文台スタッフや市民観測員の方々が観測や撮影に使用するお部屋です。

種類の異なる望遠鏡がいくつも並んでいます。

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このままでは空が見えないので、部屋の屋根を開けましょう。

 

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↑ボタンを押すと...。屋根自体がまるごと動いて開く仕組み。

 

この時間、太陽が見えていたので太陽観察をしてみます。

 

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↑まずは望遠鏡の準備から。太陽は直接観察できないので投影板を取り付け。

 

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↑太陽の影を板の中心に移動。

 

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↑黒点が見えました!

 

<ベガ車庫>

続いては移動天文車「ベガ号」が置いてある車庫・通称「ベガ車庫」へ。

 

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大きなベガ号がお出迎え。

成心台長が通う、上愛子小学校へは毎年夏にベガ号が出動しているようで、ベガ号はお馴染みの存在だそうです。

けれどもいつもは暗い夜にしか見ないため、明るい場所でその全容を見るのは初めて。

 

2016kodomo43.jpg ←改めてまじまじと観察する成心台長。

 

中にも入ってみましょう。

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↑今日は鍵も自分で開けてみます。もちろんドームだって!

 

望遠鏡の向きも変えてみます。

ベガ号は古いので、ガガ...ガガガガ...とけたたましい音がするのですが、安心してください。壊れてはいません。

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普段はお客さまにお見せしない、ベガ号の後ろ側も特別に入ってみましょう。

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↑オープン!!

 

双眼鏡や星座早見盤、偏光板などが入っています。

 

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↑双眼鏡をのぞくと・・・見えた!

 

2016kodomo51.jpg ←星座早見盤。ソラリストの星図も使います。

 

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↑偏光板をのぞいてみると...光が分かれて見えるんです!

 

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他にも、観察デッキや惑星広場など台内を端から端まで巡り、本日のお仕事は終了です。

 

最後は、成心台長の名前がついた星をサポーターボードに貼ります。

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↑貼る場所はもちろん"いて座"です!ちょうど空いていてよかったですね。

 

長時間のお仕事、本当にお疲れさまでした!

また天文台に遊びにきてくださいね。

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「きみもあなたも1日子ども台長になってみませんか」は来年も開催予定です。応募時期や方法につきましては、天文台ウェブサイトでお知らせしていきますので、ぜひご応募してみてくださいね。

 

みなさんも、「1日子ども台長」になってみませんか?