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特別観察会「皆既月食をみよう」イベントレポート

【イベントレポート】

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201544日(土)、仙台市天文台で特別観察会「皆既月食をみよう」を開催しました。

 

2014108日以来、約半年ぶりに見られた今回の皆既月食。当日が土曜日ということで、天文台では開館時間をいつもより少し延長して、皆既月食をまるごと楽しめるようにしました。

 

入り口には手作りの会場案内図。

通常土曜日は開催していない展示ツアーを特別開催しました。テーマは「今日はゲッショック!」。ダジャレの効いたテーマですが、中身はもちろんちゃんとした展示ツアー。展示室で皆既月食の仕組みについてご案内しました。

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惑星広場では、夜に行う観察会に向けて、望遠鏡の準備が進められています。

しかし、望遠鏡の向いた先には厚い雲が・・・。どうなる!?皆既月食!!

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トワイライトサロンも月食をテーマに実施。

場所をオープンスペースから加藤・小坂ホールへと移し、いつもとは違った雰囲気での開催となりました。この日のテーマは「44日皆既月食 皆既月食を見よう」。ちなみに、前週のテーマは「44日皆既月食 月の満ち欠けと食」でした。

なんと土佐台長、この日のために、2週に渡って皆既月食を取り上げてくださいました。

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さらに、プラネタリウムでは、スペシャルプラネタリウム「皆既月食中の星空案内」を投映。皆既月食中、月が暗くなることで、それまで月明かりで見えていなかった星々が見えてきます・・・。星空が変化していく様子とそれによって見えてくる星座をスタッフが生解説でご案内しました。

 

 

さて、展示ツアーにトワイライトサロン、プラネタリウムが終わったところで、これで皆既月食の予習はばっちりです!

 

惑星広場でも、スタッフサポーターのみなさんが望遠鏡を準備して、雲が晴れるのを今か今かと待ち構えています。

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けれども、残念ながら、部分食が始まる時間になっても、東の空は厚い雲に覆われたまま・・・。

 

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雲がなくなるのを待つ間、加藤・小坂ホールでは「全国の晴れている場所の映像を!」ということで、まず北海道の「なよろ天文台」の様子を中継しました。

 

スッキリ晴れた空に欠けていく月の様子が、画面いっぱいに映し出されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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途中から、薄雲が出てきたため、アメリカのグリフィス天文台の映像に変更。

 

カメラの撮影方法の違いから、こちらは左下から欠けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中継をしていると、月の欠け方が映像と肉眼で見たもので異なるため、場所によって欠け方が違っていると思われる方の声がチラホラと聞こえてきました。実はこれ、欠け方は万国共通で、違って見えるのは、撮影方法の違いなのだとか。

 

 

 

中継を眺めて待っていると、ついに天文台上空の雲の切れ間から、月が見え始めました。

ホールには、スタッフの「今、月が見えていますよ~」という声が響き渡ります。

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前半苦戦した仙台市天文台でしたが、後半は、流れる雲の間を縫って、皆既月食を楽しむことができました。

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皆既食後も、薄雲がかかっていたものの、月が満月に戻っていく部分食を観察することが出来ました。

4月とはいえ凍えるような寒さの中、ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

次回の皆既月食は2018131日。どんな皆既月食になるのか、今から楽しみです。

 

天文台撮影班が撮影した画像は天文台のwebサイトからご覧いただけます。→こちら

 

 

~おまけ~

桜と月食の撮影に挑んだスタッフ。寒さと雲に負けず、見事なコラボレーションを写真に収めることができました。

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