【特集】夏の企画展「うつす」vol.1

utsusuomote1.jpgいよいよ本日7/20(土)から始まった夏の企画展「うつす」の見どころを、連載で紹介していきます。

まずは台長からのごあいさつをご覧ください

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「ごあいさつ」

仙台市天文台の今年のテーマは「うつす」です。天文台の「うつす」活動はいろいろありますが、いちばん身近なものは星空の写真を「写す」ことでしょう。というわけで、夏の企画展で「星景写真コンテスト」入選作品展を開催することになりました。応募総数95組、応募作品数は400点にのぼり、どれもすばらしい作品でしたが、その中から選ばれた入選作品が展示されています。

普通の風景写真では、背景の空が風景を引き立てますが、今回の星景写真では、背景の星空が主役です。地上の風景と上手に組み合わせると、星空が一層引き立ちます。応募写真を見て様々なことを感じますが、まず星に興味を持ち星空の写真を撮影される方が想像していたよりはるかに大勢いらっしゃることに驚きうれしく思います。そして、都会では街明かり・光害のために見えにくくなった星や天の川ですが、都会を少し離れた近隣の身近な場所でまだ素晴らしい星空が見られることをとてもうれしく思います。

いろいろな写真がありますが、良くみると、星だけではなく、星雲や星団、あるいは暗黒星雲などが写っている写真もあります。「これは何だろう?」「どうして?」と思ったとき、そこが科学・天文学への入り口です。写真の美しさを楽しみながら、宇宙の探求へ思いを馳せていただくこともできます。写真を観賞しながらいろいろな発見があることを願っています。最後に、コンテストに応募してくださった皆様に深く感謝いたします。

 仙台市天文台 台長 土佐 誠
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というわけで厳正なる審査の結果、選ばれたのがこちらの25作品です(クリックで拡大します)。

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今回は見るだけでなく、お気に入りの一枚を応募するとプレゼントが当たる、来場者参加企画も実施中です。ぜひ直接会場にご覧においでください。

つづく