毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といいます。その一点のことを「放射点」と呼び、ふたご座流星群の放射点はふたご座にあります。
（詳しい説明はこちら：天文Q&A.4-2 流星群ってなに？）
★いつ見られるの？
ふたご座流星群の活動期間は12月5日－12月20日頃です。最も多く流星が流れると予想される極大を迎えるのは、12月14日午前9時頃と予想されています。
ふたご座流星群の放射点は日没後に東の空に昇り始め、時間とともに南の空高くに昇るため観察しやすくなります。よって、極大の時間に近づく12月14日の明け方に観察するのがおすすめです。1時間に60個程度の出現が予想されています。（参考：「天文年鑑2020年度版」誠文堂新光社）
★どうやって見るの？
放射点を中心に空全体を眺めるようにして観察することがポイントです。また、街あかりの影響が少なく、空の開けた場所を事前に見つけておきましょう。