2019/10/11 十三夜(後(のち)の月)

十三夜(後の月)は、旧暦9月13日の月を眺める日本独自の風習です。
2019年は10月11日がその日にあたります。

諸説ありますが、旧暦8月15日の「中秋の名月」を眺める風習(十五夜)は中国から伝わったもので、日本では台風の時期に重なることが多いため、秋晴れとなることが多い旧暦9月に2回目のお月見を設定したものとされています。

里芋を供えることから「芋名月」と呼ばれる十五夜に対し、十三夜ではこの時季に収穫される栗や枝豆を供えることから、「栗名月」や「豆名月」とも呼ばれています。

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▲2018年10月21日の「十三夜」(仙台市天文台で撮影)