10月18日頃から、太陽に大きな黒点が現れました。
写真は10月24日に撮影したものです。
ここ連日、日食グラスを使って見ると、肉眼でも大きな黒点が確認できます。
（※太陽を肉眼では直接見ないでください。必ず「日食グラス」を使って観察してください。）

▲撮影データ

撮影日：2014/10/24 9:18
撮影機材：15cm屈折望遠鏡 + Canon EOS5D
露出時間：1/8000 秒
ISO　　 : 200
撮影場所：仙台市天文台

▲上の写真の黒点を拡大（ トリミングﾞあり）

全国的に好条件で観察可能な皆既月食を仙台市天文台でも撮影しました。

今回の皆既月食については、天体観察ガイド「2014/10/08　皆既月食」でも紹介しています。

　

地球の影の中を月が右から左へと動いていく様子をとらえることが出来ました。

　

 

■合成＋トリミングしたデータ

撮影日：2014/10/08

撮影機材：ε180反射望遠鏡 + Canon EOS6D (ISO640-1000)　

露出時間：1/4000－1/15 秒

撮影場所：仙台市天文台

 

▼合成した撮影時刻　（右から18:13,18:54,19:14,19:54,20:34,20:54,21:34）

▼合成した撮影時刻　（右から18:13,18:54,19:24,19:54,20:24,20:54,21:34）

 

 

　

刻々と移り変わる月の様子も撮影できました。

　

 

■撮影時の共通データ

撮影日：2014/10/08

撮影機材：Takahashi TOA-150 + Canon EOS60Da (ISO1600)

撮影場所：仙台市天文台

 

▼部分食 開始　(撮影時刻：18:14　露出時間：1/1000 秒)

▼部分食 開始から35分後　(撮影時刻：18:49　露出時間：1/320 秒)

▼皆既食 開始　(撮影時刻：19:24　露出時間：1/4 秒)

▼皆既食 最大　(撮影時刻：19:54　露出時間：1/2 秒)

▼皆既食 終了　(撮影時刻：20:24　露出時間：1/2 秒)

▼皆既食 終了から35分後　(撮影時刻：20:59　露出時間：1/30 秒)

▼部分食 終了　(撮影時刻：21:34　露出時間：1/400 秒)

 

 

 

ひとみ望遠鏡のドームと一緒に撮影しました。

 

■合成+トリミングしたデータ

撮影日：2014/10/8

 撮影機材：Canon EOS60D(ISO400) + 50mmレンズ

露出時間：1/250-1/3秒

撮影場所：仙台市天文台

 

 

 ▼合成した撮影時間（18:41-19:54）

仙台市天文台　観測計画概要　10月－12月

 

目的	①冷却CCDカメラの性能データ取得と解析 ②分光器の性能データ取得と解析 ③天体資料画像の蓄積

 

月	予定日	観測内容
10	3(金) 4(土) 11(土) 18(土) 20(月) 25(土)	冷却CCD	○測光精度調査・解析 ○限界等級調査・解析 ○長周期変光星の測光
		分光器	○基礎データ取得・解析 　・長周期変光星 　・散光星雲 　・惑星状星雲 　・銀河 　・分光連星 ○ミラ型星のデータ取得
		その他	○天体資料画像の蓄積
11	1(土) 7(金) 8(土) 14(金) 15(土) 22(土) 29(土)	冷却CCD	○測光精度調査・解析 ○限界等級調査・解析 ○長周期変光星の測光
		分光器	○基礎データ取得・解析 　・長周期変光星 　・散光星雲 　・惑星状星雲 　・銀河 　・分光連星 ○ミラ型星のデータ取得
		その他	○天体資料画像の蓄積
12	6(土) 9(火) 12(金) 13(土) 20(土) 27(土)	冷却CCD	○長周期変光星の測光
		分光器	○基礎データ取得・解析 　・長周期変光星 　・散光星雲 　・惑星状星雲 　・銀河 　・分光連星 ○ミラ型星のデータ取得
		その他	○天体資料画像の蓄積