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5月きりん座流星群(仮称)が極大?

毎年ほぼ同じ時期に、夜空のある一点から放射状に出現する流星の一群のことを流星群といいますが、 中には突発的に出現するものもあります。

きりん座流星群(仮称)は、母天体であるリニア彗星(209P/LINEAR)の軌道近くを今年地球が通過するために、 突発的な出現になるかもしれないと欧米の研究者によって予想されています。

(流星群についての詳しい説明はこちら:天文Q&A.010 流星群ってなに?

 

kirin2014.jpg

★ いつ見られるの?  

今年最も多く流れると予想されている極大を迎えるのが、5月24日の午後4時頃です。 残念ながら日本では空が明るい時間帯になってしまいますが、もしも極大の時刻がずれこめば 19時~20時台の空で見ることができるかもしれません。

★ どれくらいの数の流星が流れるの?

街明かりや月明かりの影響のない晴れ渡った空で、極大前後で1 時間あたりに100個以上の流星が流れると予想されています。 しかし、この流星群はこれまでに大規模な出現が確認されたことが無いため、あくまで予想です。 観測最適地は北米からハワイ方面となるようですので、極大予想時刻午後4時前後(日本時間)の現地の出現数を参考にしてみるのもよいかもしれません。

★ どうやって見るの?  

放射点を中心に空全体を眺めるようにして観察することがポイントです。 きりん座流星群(仮称)の放射点はきりん座の中にあり、北極星の近くです。 北斗七星を目印に北極星を探し、その付近を中心に空全体を眺めるようにして見てみましょう。 また、街明かりの影響が少なく、空の開けた場所を事前に見つけておくとよいでしょう。

(参考:『天文年鑑2014』誠文堂新光社)