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天文Q&A.022 「春分の日・秋分の日」はどのように決まるの?

Q.022  「春分の日・秋分の日」はどのように決まるの?

「春分の日」とは、太陽がちょうど「春分点」を通過する瞬間を含む日のことです。 「秋分の日」とは、太陽がちょうど「秋分点」を通過する瞬間を含む日のことです。

 

地球は太陽の周りを1年間かけて1周するため、地球から見ると、太陽は星座をつくる星々の間を動いていくように見えます。 この太陽の通り道のことを「黄道」とよびます。 一方で地球の赤道を天までずっと延長したものを「天の赤道」、北極と南極を延長した点を「天の南極」、「天の北極」とよんでいます。

 

「黄道」と「天の赤道」は、お互いがおよそ23.4度で交差していますので、2点で交わることになります。 この2点のうち、太陽が南側から北側に通過する点を「春分点」、北側から南側に通過する点を「秋分点」とよび、 太陽がちょうど「春分点」を通過する瞬間を含む日のことを「春分の日」、 太陽がちょうど「秋分点」を通過する瞬間を含む日のことを「秋分の日」と決めています。

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「春分の日」と「秋分の日」は、前年の2月1日に、国立天文台が発表する「暦要項」が官報に掲載されることによって正式決定となります。 日付が前年に決定する理由は、地球の運行状況が常に変化しているため、計算上の結果と将来の実際の観測結果が必ずしも一致するとは限らないからです。