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久しぶりの木星観測

昨年12月20日に超新星を発見して以来、その追跡観測に追われていました。
観望好機となっている木星を忘れていたわけではありません。

超新星観測の前には、必ず木星を見るようにしていたのですが、
あまりにもひどい気流状態なので観測する気持ちにもなれませんでした。
そして1月16日の17時過ぎ、木星表面に大赤斑が見えていることが判明。
愛機31cm鏡で見る木星面は、気流状態が悪いのですが大赤斑を確認。
観測を強行することにしました。
22時過ぎまで続けましたが、一向に気流が良くなる気配はありませんでした。
その中で一番よい木星画像を見ていただきましょう。

 

Ju20130116.jpg

 

中央左上には小さくなった大赤斑が見えています。
それを取り囲むように南赤道縞に大きな湾が形成されていますし、
大赤斑の右側の南赤道縞の中には白斑や濃い組織も見えています。
そして、その下の太い縞模様は北赤道縞で、さらに下には北温帯縞も見えています。
大変複雑な木星面ですが、気流が悪くてはどうしようもありません。
寒い時期ですが、がんばって継続観測を続けていきます。

 

小石川正弘